5月28日(土)、資産運用フェス2022(主催:財全GROUP)をノボテル那覇で開き県内外から97人が参加しました。当日の様子を各社のプレゼン内容と共に報告します。
- 不動産投資で収入源を作る必要性(波多野 樹氏 株式会社 日本財託)
- 沖縄発!新しい形の資産運用(浦崎 直壮氏 株式会社 財全GROUP)
- フィンテックって?(川田 光佑氏 FINTECH SCHOOL代表講師)
- 沖縄の所得格差を埋めるブロックチェーン(砂川惠一郎氏 日本暗号通貨技能検定協会 協会理事)
- DeFiの世界とNFTの大きな可能性(荒澤 文寛氏 xWINグループ)
- 暗号資産の通貨選定に必要なサイトの紹介(仮想通貨女子ゆなゆな)etc…
「資産運用・最新の金融事情を学びたい」が53.9%
「資産運用フェス2022」申込者への事前アンケートによると、「資産運用を学びたい(不動産、長期、短期)」が30.1%、「最新の金融事情を知りたい」が23.8%、「暗号資産を学びたい」が23.8%、「NFTを学びたい」が7.7%、「ポケットファンディングを学びたい」が7%、「ブロックチェーンを学びたい」が5.6%、「DeFiを学びたい」が2.6%でした。
全般的に「資産運用・最新の金融事情を学びたい」という方が半数以上という結果になりました。
各登壇者のプレゼンを紹介します。
不動産投資で収入源を作る必要性ー株式会社日本財託
波多野 樹氏(日本財託)は、「不動産投資で収入源を作る必要性」をテーマに、なぜ東京・中古・ワンルームを推すのか、不動産の資産拡大効果の資料を交えて話しました。
ワンルームの理由
空室期間が短く、入居率が高い。
中古の理由
価格が安く、利回りが高い。
東京は築年数50年が経っても賃料が横ばいで推移している資料を元に、東京・中古の強みを解説していました。
東京の理由
人口が安定して増えており、将来にわたって賃貸需要が増えるのは東京だけ。
- 家賃収入で返済する
- 繰り上げ返済を大切にし、早く自分の資産にする事が大切(返済期間は、不動産は銀行の資産)
- 不動産投資は、時間を味方につける投資
波多野氏は最後に、「コツコツが勝つコツ」という自社の言葉を紹介し、「不労所得で潤う人はいる。興味がある人は一歩を踏み出してほしい」と話しました。
DeFiの世界とNFTの大きな可能性ーxWINグループ
荒澤文寛氏と小林大輔氏(xWINグループ 代表)は、「DeFiの世界とNFTの大きな可能性」をテーマに、xWINグループの事業内容や、NFTやブロックチェーンを用いたサービスを紹介しました。
小林氏は「暗号資産と現実社会の融合を目指している」とし、WEB3.0についても触れました。
ブロックチェーンを活用した寄付文化の取り組みとしてこども食堂や、コンサートのNFTチケットなど実社会での実装を紹介しました。
両氏が特典のxWINトークンエアドロップをスライドに写すと、来場者の多くがスマホをかざし、「xWINトークンと他の通貨は交換できますか?」と質問が出るなど盛り上がりました。
荒澤氏は「詐欺も多いので、知識とリスクを正しく理解して暗号資産を楽しんでほしい」と話しました。
沖縄の所得格差を埋めるブロックチェーンー日本暗号通貨技能検定協会
砂川惠一郎氏(一般社団法人 日本暗号通貨技能検定協会 協会理事)は、「沖縄の所得格差を埋めるブロックチェーン」と題して、暗号通貨の市場やブロックチェーンがどのようにビジネスに活用されているかを話しました。
- 金融
- 金融以外の業種
- 社会課題の解決
この他、伝統工芸品をNFT化し海外のオークションへ出品した事例を紹介し、沖縄の伝統文化の発展にも繋がる話をしていました。
フィンテックって?中央集権型・分散型ーFINTECH SCHOOL
川田 光佑氏(FINTECH SCHOOL 代表講師)は、「フィンテックって?中央集権型・分散型」をテーマに、お金の歴史やフィンテック・暗号通貨の定義を紹介し、「ITを知ろう!インターネットを知ろう!」など暗号通貨を始める前の必要な知識について話しました。
川田氏は「暗号資産は金融の未来。ビットコインや暗号資産は世界共通の資産になるのでは」と伝えました。
TVLの見方やVCについてー仮想通貨女子ゆなゆな&はぎのん
YouTubeで暗号資産について発信している仮想通貨女子ゆなゆな氏と、「TVLの見方やVCについて」をテーマに、通貨選定に必要なサイトやこれからのNFTについてどんなNFTが人気が出るのか?などをお話しました。
はぎのん氏はメタバース(仮想空間)で作成した家の写真を添えて、「メタバースで稼ぐには、スキル、知識、経験が必要」とし、「メタバースは新しいライフスタイルを確立できる」と可能性にも言及しました。
九州沖縄で唯一、資産運用ができるクラウドファンディングー株式会社財全GROUP
浦崎 直壮氏(株式会社 財全GROUP 代表)は、前半で「沖縄と全国の金融リテラシー」をテーマに、沖縄県が2019年の金融リテラシー調査で全国47位と最下位だった事を告げました。さらに、日本人の約半数が預金にお金を置いている統計を見せて、資産運用の必要性を伝えました。
後半は、九州・沖縄で唯一の融資型クラウドファンディング「ポケットファンディング」を紹介しました。
各社のブースには、資産運用の相談や申込みをする来場者で賑わっていました。
来場者の皆様、登壇社の皆様、資産運用2022に参加して頂きまして誠にありがとうございました。