皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。今日はライフプランの中から「どこに住む」をテーマに取り上げます。

ライフプランとは?
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家賃と水道光熱費は住む地域でどれぐらい変わる?

貯金や資産運用も大切ですが、資産形成を始める前にやるべき事は、ライフプランニングと家計管理です。

家計の支出で避けられないのは、「住居費」「上下水道費」「ガス代」「電気代」「灯油代」の固定費です。

今日は、全国の1畳当たりの家賃・間代、水道・光熱費の費用を紹介したいと思います。

※各表の地域差=全国平均を100とした時の値

1畳あたりの家賃が1番高いのは「東京都」、1番安いのは「青森県」

参考:平成30年(2018年)住宅・土地統計調査 総務省

総務省が発表した平成30年(2018年)住宅・土地統計調査によると、1畳当たりの家賃・間代は表の通りとなりました。東京都が群を抜いて高く、全国平均の3,074円と比べて5,128円(166.8%)となっています。次いで神奈川県が3,898円(126.8%)、京都府が3,282円(106.8%)と続きます。1番安い青森県は、1,882円でした。

上位10位で、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の関東圏域が4割を占めていますね。

借家の1ヶ月当たりの家賃・間代は専用住宅で3.0%増加

統計によると、借家の1ヶ月当たりの家賃・間代の全国平均値は55,675円で、2013年と比べて3.0%増となりました。※専用住宅=居住用に建築された建物

これを「専用住宅」「店舗その他の併用住宅」で区分すると、専用住宅が55,695円で2013年に比べて3.0%増、店舗その他の併用住宅が51,247円と2013年に比べて1.3%減となりました。

借家の1ヶ月当たりの家賃・間代

専用住宅:3.0%増

店舗その他の併用住宅:1.3%減

1畳当たりの家賃・間代は専用住宅で0.8%増加

統計によると、借家の1ヶ月当たりの家賃・間代の全国平均値は3,074円で、2013年と比べて0.8%増となりました。

借家と集合住宅の家賃・間代の値上げ率を比較すると、借家の値上げ率が3.75倍と高くなっていますね。

電気代が1番高いのは「福井市」、1番安いのは「神戸市」

参考:平成30年(2018年)住宅・土地統計調査 総務省

総務省が都道府県庁所在市および政令指定都市52市の2人以上の世帯を対象とした、H26(2014年)全国消費実態調査によると、年間の電気代が1番高いのは福井市の174,009円、1番安いのは神戸市97,342円でした。

ただし、電力消費量 1kWh当たりの電気代に大きな差はないので、季節要因なども影響していると思います。

上下水道代が1番高いのは「山形市」、1番安いのは「徳島市」

参考:平成30年(2018年)住宅・土地統計調査 総務省

総務省が都道府県庁所在市および政令指定都市52市の2人以上の世帯を対象とした、H26(2014年)全国消費実態調査によると、年間の上下水道代が1番高いのは山形市の90,599円、1番安いのは徳島市47,417円でした。1位の山形市と徳島市では約2倍の差がありました。

プロパンガス代が1番高いのは「山形市」、1番安いのは「神戸市」

参考:平成30年(2018年)住宅・土地統計調査 総務省

総務省が都道府県庁所在市および政令指定都市52市の2人以上の世帯を対象とした、H26(2014年)全国消費実態調査によると、年間のプロパンガス代が1番高いのは山形市の49,177円、1番安いのは神戸市538円でした。神戸市は後述する都市ガス代の統計で全国7位のため、住宅の多くが都市ガスを使用しているようです。

都市ガス代が1番高いのは「大阪市」、1番安いのは「青森市」

参考:平成30年(2018年)住宅・土地統計調査 総務省

総務省が都道府県庁所在市および政令指定都市52市の2人以上の世帯を対象とした、H26(2014年)全国消費実態調査によると、年間の都市ガス代が1番高いのは大阪市の67,427円、1番安いのは青森市7,344円でした。

青森市は前述したプロパンガス代の統計で全国10位のため、住宅の多くがプロパンガスを使用しているようです。2位の東京都区部とは、東京都の23の特別区から構成される区域です。

灯油代が1番高いのは「青森市」、1番安いのは「大阪市」

参考:平成30年(2018年)住宅・土地統計調査 総務省

総務省が都道府県庁所在市および政令指定都市52市の2人以上の世帯を対象とした、H26(2014年)全国消費実態調査によると、年間の灯油代が1番高いのは青森市の80,285円、1番安いのは大阪市1,821円でした。

灯油は暖房用の燃料や給湯、風呂焚きなどの用途で使うため、寒い地域の年間使用料が高くなっていますね。


皆さん、いかがでしょうか?特に住居費は地域ごとに価格差が大きいことが分かります。専門学校や大学への進学、就職などで地元を出る人も多いと思いますが、将来、どこに住むか?で生涯の固定費がだいぶ変わりますね。

今日はライフプランの中から「どこに住む」をテーマに取り上げました。

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