預金にかかる金利を知っていますか?
「ファイナンシャルリテラシー沖縄」の浦崎です。私は1991年、沖縄第二地銀に入行しました。沖縄で第2地銀と言えば1つしかないのですが・・・(セミナーでお伝えしています)
今日は、銀行預金の金利についてお話します。
30年前の 1/3000!?定期預金の金利は急速に下がってきた
私が入行した1991年は、バブルがやがて終わる、そのような時期でした。
定期預金の金利が6~7%で、1千万円を超える大口定期預金にいたっては、7%+αでお預かりしていました。
+αとは、銀行の本部に交渉し金利を0.05%~0.1%へ引き上げていました。他の銀行と競争し預金を集めていた時代でした。
2021年4月時点の銀行の定期預金の金利を見てみると…
メガバンクや地方銀行はおおよそ0.002%、ネット銀行は高いところだと0.2%前後です。
30年前と比べて、1/30~1/3,000!に下がっています。
住宅ローンの金利は8.5%以上でした。今では考えられませんね。ほんとに今では考えられない。しかし、経済の流れからすると、預金金利が高いからそれ以上に融資の金利も高くなる、当たり前といえば当たり前なのです。その後、預金金利は急速に下がり、現在にいたります。
銀行預金の利子をあてにできない、、どこにお金を置けばいいの?
高金利の恩恵を受けていた当時の預金者は、老若男女問わず預金の利子税(利子にかかる税金)を当たり前に知っていました。よくセミナーで「預金の利子税は何パーセントかわかる方?」と質問すると9割9分答えられません。当時はみんなが分かっていた。
しかし、ここまで金利が下がると、さすがに興味もなくなりますよね。正解は当時20%、現在は20.315%です。(東日本大震災の復興税の分、0.315%増となっています)。
今では銀行預金の利子をあてにしている方はほとんどいないと思いますが、ではどこにお金を置けばよいでしょうか?
財全グループが運営する「ファイナンシャルリテラシー沖縄」では、皆さんが当たり前においている「お金の置き場所を少し変えるだけで、未来が変わるお話」を分かりやすく解説しております。