こんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。

2022年12月、ユニクロを運営するファーストリテイリングが2002年以来21年ぶりに株式分割することを発表しました。

2021年からトヨタ、任天堂、アマゾン、アルファベット(旧Google)が株式分割を順次発表し、株式市場は盛り上がっていました。

株式分割とは何でしょうか?今日は、「株式分割」について仕組みとメリット・デメリットを紹介します。

株式分割

株式分割

株式分割とは、企業が株式の流動性を高める目的で、発行済み株式を分割する事です。

トヨタを例に見ましょう。トヨタは2021年、30年ぶりに分割比率1:5で株式を分割し、最初の投資額に100万円必要だったのが20万円になりました。

その結果、2022年3月末時点の株主数が81万3254人に上り、1年で30万人強(6割)増えました。(引用:日本経済新聞)

株式分割のメリットとデメリット

株式分割のメリットとデメリット

株式分割のメリットは主に2つあります。

株式分割のメリット

① 発行済み株式数が増える事で、売買が活発になり流動性が高まる

② 最初に必要な投資額が下がるため、新規投資家が購入しやすく、投資家が増えて企業の資本が増える

ただし、デメリットもあります。企業が株式の流動性を高めるためにテコ入れする施策とも言えるため、やり過ぎると投資家から信用を失い「株式分割バブル」が起きて株価が下がります。

世界企業の時価総額ランキングから見る株式市場

世界企業の時価総額ランキングから見る株式市場

1989年と2022年の世界企業の時価総額ランキングを紹介します。(引用:情報プラットフォーム「STARTUP」 )

1989年の日本は、バブル景気でした。世界ランキング10位の中に7企業もランクインしています。世界から見た日本の存在感は抜群でした。2022年を見てみると、、、日本はランクインしていません。

業種別に見てみましょう。

1989年は、ランキングの半分を「金融」が占めていましたが、2022年はITが半数以上を占めています。

よくセミナーでは、どんな企業の銘柄を買えばいいですか?と質問が出ます。人気銘柄ランキングを参考にしても良いですが、30年間でどんな業種が伸びたのか、過去のデータを参考にするのも良いかもしれません。

株式分割は、一般の個人投資家も大手企業の銘柄を購入する事ができる良いチャンスです。皆さんぜひ色んな銘柄をチェックしてみてくださいね ♪


いかがでしょうか?今日は「株式分割」をお伝えしました♪

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