皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。
前回は目的別に生命に関わる保険を取り上げました。今日は「損害保険」について紹介したいと思います。
- 医療費の減額制度
- 社会保障と保険の関係
- 生命保険の種類
- 目的別の保険商品
- 損害保険の種類 etc…
損害保険と生命保険の違い
損害保険で身近なのは、自動車の「自賠責保険」「火災保険」「地震保険」では無いでしょうか。損害保険の種類を見る前に、損害保険と生命保険の違いを確認しましょう。
生命保険:生命に関わる保険で、加入時に契約した保険金額が支払われる
損害保険:損害の程度に合わせた補償額が支払われる
損害保険の損害の程度に合わせた補償額とは、例えば火災保険に加入した場合、契約時に約束した満額が即時に支払われるのではなく、全焼か半焼かなど損害の程度をカバーする補償金額が支払われる事を指します。
損害保険は、補償対象が人や物など多岐に渡ります。どんな種類があるか見ていきましょう。
車の自賠責保険と自動車保険
自賠責保険は皆さんご存知ですよね。自動車を運転する場合は必ず加入しないといけない保険です。
加入義務:有り
対象:対人
補償限度額:死亡3,000万円、ケガ120万円
自動車保険は、自賠責保険だけではカバー出来ない部分を補うための保険です。
加入義務:任意
対象:対人、対物、契約者本人
補償限度額:契約内容による
火災保険
火災保険も、賃貸や戸建てに関わらず加入している方が多いと思います。先ほど冒頭でも説明しましたが、全焼や半焼など損害の程度によって補償額が変わります。
しかし、地震による火災の場合は火災保険ではカバー出来ない事があるので注意が必要です。
地震保険
地震保険は、地震や津波などで建物や家財が損害を受けた場合に支払われる保険です。
阪神淡路大震災や東日本大震災で各都道府県の地震保険の加入率がニュースで取り上げられるなど一時注目が集まりましたね。
個人賠償責任保険
お子さんがいる方は、CO・OP(コープ)共済の子ども用の保険など聞いた事があるかもしれません。
他人の物を壊したり、他人にケガをさせて、損害賠償責任が発生した場合に支払われる保険です。
自然災害を補償する保険
火災保険とは別に、水災(洪水や床上浸水)、雪災(大雪や雪崩)、風災(台風や暴風)、落雷など自然災害による損害をカバーする保険です。
一定額以上という条件は有りますが、自然災害によって家屋倒壊や住宅を手放さざるを得ない状況の方も増えているため見直されています。
参考:(一社)日本損害保険協会
ペット保険
ペット保険は、ペットの病気やケガの治療費を保障するための保険です。
損害保険の掛け合わせで保険金が減るリスク
損害保険で注意が必要なのは、A保険とB保険で補償内容が一部重なった場合に、支払われる保険金が按分(◯対◯で振り分けられる事)されてしまう事です。
A保険の満額+B保険の満額とはならないため、損害保険に複数加入する場合は条件をよく確認して下さいね。
次回から、生命保険や損害保険の各商品のメリット・デメリット、掛け捨てと貯蓄型の比較などより詳しく保険について紹介したいと思います。
いかがでしょうか?今日は「損害保険の種類」を紹介しました。
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