こんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄の浦崎です。

「老後の備えよりも子供の教育費を優先したい」多くの子を持つ親はそう考えるでしょう。コロナ禍で所得の先行きが見通しずらくなり、経済環境も激しく変動する中で、親の教育資金への不安が高まっているようです。

そんな中脚光を浴びているのが2023年末に制度廃止となるジュニアNISA

ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAは、子供名義で専用口座を開設し、年間80万円、計240万円まで株や投資信託に投資でき、投資で得られる配当金や売却益が非課税になる制度です。

2019年時点で一般NISA口座1000万超に比べて、ジュニアNISAは35万口座と低迷し、2020年の税制大綱で廃止が決定となりました。

低迷した要因は、子供が高校3年生の12月まで引き出せず、それ以前に引き出すと課税されてしまう事でした。

教育費の支出は高校3年生になるといつ訪れるか時期が見通せず、資金の流動性が求められるため、使い勝手の悪さが低迷の要因と指摘されていました。

ところが、2023年末の制度廃止後はいつでも非課税で引き出せるようになり、人気が出初めて2021年12月には口座数が72万件を超えてきました。(金融庁の速報値)

2022年中にジュニアNISAを始めても160万円投資できることから、駆け込み需要はまだまだ見込めそうです。

ただ、子供の年齢によっては投資期間が短くなることもあります。その際は運用期間に応じたポートフォリオを組むことをお勧めします。

セミナーでもジュニアNISAの質問が増えて来ました。興味がある方はぜひ検討して下さい。

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