皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。
前回は「学資保険」についてお話しました。今日は、運用型保険の「米ドル建て保険」の特徴とメリットと注意点を紹介したいと思います。
- 医療費の減額制度
- 社会保障と保険の関係
- 生命保険の種類
- 目的別の保険商品
- 損害保険の種類
- 掛け捨てと貯蓄型
- 学資保険のメリット
- 米ドル建て運用型保険 etc…
米ドル建て運用型の保険とは?
始めに、運用型の保険とは、保険に運用機能がついた商品の事です。今日は運用型保険の中でも、米ドル建て保険を紹介したいと思います。円安の今、ちょっと気になる商品ですよね。
米ドル建て保険の仕組みは次の通りです。
① 円→ドルに両替して、保険料を支払う
② アメリカの国債で運用する
保険会社は、顧客から保険料を受け取り、一部は保険に充て、一部はアメリカの国債を購入します。
米ドル建て運用型保険の特徴
米ドル建て保険は、円をドルに替えて保険料を支払うため、為替の影響を受けます。また、両替手数料も発生します。円安・円高の影響を色濃く受ける保険です。
米ドル建て運用型保険のメリット
日本とアメリカの国債の運用利回りを比較してみましょう。
日本の国債の運用利回り → 0.05〜0.16%
アメリカの国債の運用利回り → 約4%前後
アメリカの国債の運用利回りの方が断然、高いですね。米ドル建て保険の運用に期待が集まる理由です。
また、保険料は国債の運用利回りによって変動します。
国債の運用利回りが低い → 保険料が高い
国債の運用利回りが高い → 保険料が安い
つまり、同じ保障額の保険商品に加入する場合、国債の運用利回りが安い=保険料が高い日本の保険商品より、国債の運用利回りが高い=保険料が安いアメリカの保険商品の方が割安となります。
日米で比較すると、日本は割高ということになりますね。
注意点!受け取りはドル?円?
保険ですからいつかは満期を迎えます。ドルで受け取る分にはリスクはありませんが、円に両替して受け取る場合に為替リスクを考えないといけません。
いかがでしょうか?今日は、運用型保険の「米ドル建て保険」を紹介しました。
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