皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄の浦崎です。

今回は、9月7日の新聞を見た職員から「浦崎さん、株価はこのような状況(コロナ禍)でも上がるのですか?」と質問がありました。お答えします。

コロナショックと株価の変動を解説

9月7日の新聞には「株価、二日で1000円上がる」と見出しが。

「このような状況」とは、コロナで長期的に経済がダメージを受けており景気がよろしくないことを指しています。

【結論】株価は、短期的には思惑で上下する

私の答えは「短期的には株価は思惑で上下する」です。

どういうことかというと、この新聞の数日前「菅総理、次の総裁選に出馬せず」というニュースが話題になりました。

つまり、「菅さんから新しい誰かに総理が変わる、菅さんよりも期待できる人が総理になる、と総理が変わることによってコロナ対策や経済が今より良くなる」と、多くの投資家が思ったのでしょう。

だから多くの投資家が株を買い、株価が上がった。これって、思惑ですよね。

好決算の企業の株価は上がるのか?

例えば、ある企業の決算発表で好決算の企業があったとしましょう。この企業の株価は上がるのか下がるのか?

答えは両方あります。

実体経済を反映する株価と思惑で上下する株価

実体経済を反映して株価が上がる場合も、実体経済を反映せず思惑で上がる場合もあるのです。

株価が上がった場合の新聞の見出しは「好決算により株価上昇」。

逆に下がった場合の新聞では「材料織り込み済みで株価下落」となるわけで、一概に業績順調だから株価が上がるとは限りませんよね。

しかし、株価は長期的にみると業績の良い企業ほど右肩上がりで上がるものです。

株価を短期でみるか長期でみるか、自分の投資スタンスをしっかり持って株式投資は行うべきでしょう。

株価は短期的には思惑で上下する、でした。


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