皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。前回は、「生命保険のトラブル」についてお話しました。今日は、「先進医療」について実施件数と内容を紹介したいと思います。

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先進医療は厚労省が認めた高度な医療技術

保険の契約で、「先進医療特約」と聞く機会があると思います。数百円の金額のため、実際の中身まで気にしている方は少ないかもしれません。

先進医療とは、厚労省が定めた高度な医療技術で、治療を受ける本人が希望し、医療機関が必要性などを判断し、本人の同意書を持って受ける事ができるものです。

令和元年6月30日時点で、88の技術が認められており、先進医療を実施している機関は、全国で1,184施設あります。

先進医療は全額自己負担

先進医療は全額自己負担

先進医療で注意すべき点は、全額自己負担になる事です。検査、診察、入院など一般診療に当たる部分は保険適用ですが、先進医療の技術そのものは全額自己負担となります。

(例)先進医療を含めて総医療費が100万円だった時の内訳

総医療費:100万円、先進医療:20万円のケース

総医療費から全額自己負担の20万円を引くと、80万円が残ります。保険診療は基本的に3割負担ですから、80万円×30%=24万円が自己負担となります。

先進医療の実施件数

先進医療の実施件数 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/index.html

厚労省によると、平成27年から令和元年までの先進医療の実績は、表の通りです。

技術数が年々減っているのは、保険適用または保険併用に移行したためです。これは、全額自己負担から保険適用になるわけですから、医療を受ける私たちにとっては良い事です。

先進医療の中には実際の治療もありますが、検査も含まれています。

実施医療機関が増えれば、都心部以外に住んでいても高度な医療技術を受けられるため、医療機会の平等性で見ても素晴らしい事だと思います。

先進医療Aの技術別の実施件数

先進医療Aの技術別の実施件数

厚労省によると、先進医療Aの技術別の実施件数は表の通りです。

ただし、2020年4月から、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は先進医療から削除されました。全て保険適用になったわけではないですが、今後は高齢化社会に向けて保険適用として認められるといいですね。

陽子線治療と重粒子線治療はがん治療で受けるものですが、陽子線治療が1件当たり約269万7千円(少数点以下切り捨て)、重粒子線治療が1件当たり約308万9千円(少数点以下切り捨て)と高額なのが分かります。

日本人は男女とも2人に1人はがんにかかる可能性があるというデータもあるため、先進医療特約をつけるか統計を見てじっくり判断すると良いと思います。

まとめ
  • 先進医療は厚労省が認めた高度な医療技術
  • 先進医療を受けるには、本人の同意と医療機関の判断が必要
  • 先進医療は全額自己負担
  • 先進医療を受けられる機関は、年々増えている
  • 先進医療から削除され、保険適用になる技術もある。随時変更される

いかがでしょうか?今日は、「先進医療」を紹介しました。今日で「保険の考え方、こんな時どうする?」のシリーズは終わりです。健康で長生きするための保険の知識と知恵を身につけて、人生100年時代、家族と安心した人生を送りましょう♪

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