皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。
今日は、セカンドライフプランから「介護のお金」について全国平均を紹介したいと思います。
- どこに住む
- 誰と住む
- 住居はどうする
- 住宅ローンはどうなってる
- 年金はいくらもらえる
- 介護のお金
- 何歳まで働く? etc…
介護をする予定はありますか?
公益財団法人生命保険文化センターが2021年度(令和3年度)に行った「生命保険に関する全国実態調査」によると、過去3年間の要介護状態になった家族や親族の介護経験を尋ねたところ、「経験あり」が15.2%に登りました。世帯員2人以上の一般世帯に対して調査しました。
また、具体的な介護対象者を見ると、「自分の親」が8.6%と最も多く、「配偶者の親」が2.9%、「配偶者」が2.5%となりました。
約6.7人に1人が介護経験があるという結果になりました。
セミナーでも、「家計の見直し」「教育費」「老後資金」「資産運用」とは別に、介護保険や社会保障制度について質問が出ることがあります。
今日は、実際にかかっている介護費用の平均値を紹介します。
介護の一時費用の平均は74万円
介護に要した費用のうち、公的介護保険サービスの自己負担費用を含めて、住宅改造や介護用ベッドの購入などの一時費用の合計額は、平均74万円となりました。
ところが内訳を見ると「費用なし0円」が15.8%、「15万円未満」が18.6%と比較的費用がかかっていない割合も多くなっています。
一時的な介護費用を要介護度別に見ると、「要介護5」が107万円と最も高くなっています。
※ 「支払った費用はなし」を0円として平均を算出
※ 要支援1はサンプルが30未満
介護の月額費用の平均は8.3万円
介護に要した費用のうち、公的介護保険サービスの自己負担費用を含めて、月々の費用を見ると、1ヶ月当たり平均で8.3万円となりました。
グラフを見ると、「15万円以上」が16.3%と最も多く、「1万〜2万5千円未満」が15.3%、「2万5千円〜5万円未満」が12.3%、「10万〜12万5千円未満」が11.2%となりました。
介護を行った場所別に見ると、「在宅」の4.8万円に比べ、「施設」では12.2万円と高くなっている事が分かります。
介護は平均5年1ヶ月
介護の平均期間を見ると、平均は5年1ヶ月となっています。グラフを見ると、「4〜10年未満」が31.5%と最も多く、「10年以上」が17.6%、「3〜4年未満」が15.1%、「2〜3年未満」が12.3%となっています。
介護は「自宅」が最多
介護を行った場所を見ると、「自分の家」が40.2%と最も多く、次いで「民間の有料老人ホームや介護サービス付き住宅など」が18.1%、「親や親族の家」が16.6%と続きました。
いかがでしょうか?今日は、セカンドライフプランを充実させるために、「介護のお金」を紹介しました。
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