こんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。突然ですが、皆さんは家計簿をつけていますか?「貯める」と「増やす」を成功させるためにも自分が何にどれだけお金を使っているかを把握することが大切です。

私は結婚してからずぼら家計簿(笑)をつけています。今日は、全国の家庭の支出割合や理想の家計割合を紹介しつつ、貯まる家計簿の作り方と続ける方法を紹介したいと思います。

貯まる家計簿の作り方と続ける方法

貯まる家計簿の作り方と続ける方法
この記事でわかること
  • 家計費の理想的な割合
  • 家計簿を続けるコツ
  • 貯まる家計簿の作り方
  • 老後資金に特化した貯蓄iDeCo
  • 家計簿アプリ

一般家庭の主婦の私ですが…大切な家族を守るために結婚と同時に家計簿をつけ始め5年間続けています。今まではExcelか手書きでつけていますが、家計簿アプリのマネーフォワードを使う友人が多いため近くマネーフォワードデビューしようと考えています。

家計費の理想的な割合

家計費の理想的な割合(引用_ダイヤモンドZAI ONLINE https://diamond.jp/zai

ダイヤモンドZAI ONLINEで家計費の理想的な割合を調べました。理想の割合と自分の家計を比べて、使いすぎていないか?見直すきっかけになります。住む地域や家族構成などで多少ばらつきはあっても、指針となる数字を意識して自分の支出バランスに問題意識を持つことが、貯まる家計簿を作るために欠かせません。

全国の家計費の割合を比較!沖縄は食費が高め

地域別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出(引用_公益財団法人生命保険文化センター https://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/asset/1.html

総務省が2019年にまとめた家計調査年報を見ると、各地域の家計費割合を知ることができます。全国平均と沖縄を比較してみると、以下のグラフのようになりました。

地域別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出の割合(参考_公益財団法人生命保険文化センター)

沖縄は全国と比べて、食費、住居費、光熱・水道、その他の支出が高いことが分かります。この統計は、都道府県別の消費支出合計額に基づいた割合のため、実際に自分が住む地域の家計費の割合を知ることができます。

「家計費の理想の割合」と「都道府県毎の消費支出の割合」を参考に自分の家計を見直し、家計簿に生かすのもいいですね。次に、実際に家計簿を続けるコツを紹介します。

家計簿を続けるコツー①目的を決めよう!

なぜ家計簿をつける?管理の目的を決めよう!

私が家計簿をつけ始めた理由は、家族のことを考えて貯金するためです。貯金の使い道はいろいろあります。

  1. 家族が病気になった時のため
  2. 老後資金
  3. 教育資金
  4. 住宅購入資金
  5. 年に1回の国内・海外旅行
  6. 自己投資(大学院や専門学校での学び直し)

私は「家族が病気になった時のため」というのが1番の理由です。パートナーが病気で働けなくなった時に「住宅ローンがあるから」「生活に余裕がないから」という理由で無理してほしくないと思っていました。

年齢を重ねると生活習慣病も含めて病気になる確率が高くなります。50代で大病を患っても「早期退職して健康を1番にしよう!」と言えるだけの貯金がしたいと思いました。

家計簿を続けるコツは、「貯金」「支出を減らしたい(節約)」など、家計管理の目的を決めることだと思います。

家計簿を続けるコツー②集計は月に1回でOK

支出管理の方法

生活感満載ですみませんが…笑。我が家のレシート入れとDAISOで買った家計簿です。Excelシートもありますがそれは積立額や余剰分の集計も入れているため年に1回の更新です。通常はレシートを保管し1ヶ月に1回、収支をまとめています。

細かすぎると続かないので、大まかに自分たちが何にどれだけ使っているか?を把握するようにしています。予算は決めていません。支出管理メインです。固定費や水道光熱費など必ず支出するものと、食費や交際費など変動するものを肌感覚でわかるようにしています。

家計簿を続けるコツー③支払いを一括で管理する

支払いは基本的にクレジットカードと電子マネーを使います。メインとサブのクレジットカードで電子マネーにチャージするため、決済方法は数種類あっても支出金額はクレジットカードの明細を見るだけで簡単に管理できます。

クレジットカード毎に電子マネーへのチャージで付くポイントに上限があるため、普段は2枚を使い分けています。その他、旅行用のクレジットカードが1枚あります。

楽天Edy、楽天Pay、PayPay、クレジットカード、LINEペイetc…色々な決済方法がありますが、クレジットカードに集約して一括で管理すれば家計簿も楽ちんなのでおすすめです。

貯まる家計簿の作り方ー①先取り貯蓄する

貯まる家計簿の作り方ー①先取り貯蓄する

我が家の家計簿では支出に加えて貯蓄の中身(学資保険に◯円、財形に◯円など)も記載しています。2021年は「貯める」から「増やす」へシフトするため、つみたてNISAとジュニアNISAを始めました。

POINT① 先取り貯蓄
  • 学資保険(貯蓄目的)
  • 住宅財形
  • 共済積立
  • iDeCo(以前は年金保険の積立でした)
POINT② 「貯める」から「増やす」へシフト
  • つみたてNISA(夫婦2人分)
  • ジュニアNISA
POINT余剰分は証券口座へ

銀行の金利が低いため、余剰分は証券口座へ入れています。積立ではないため余った分のみです。

貯まる家計簿の続け方ー②我慢しない!心のゆとりを大切に。

貯まる家計簿の作り方②ー我慢しない!心のゆとりを大切に。

家計管理と貯蓄で私が大切にしていることは、「我慢しない」です!節約ばかりではストレスが溜まってしまいます。。「今日は仕事頑張ったからケーキ買って帰ろう♪」「なんか気分が落ち込むから新しい本を買おう」「1年間家計管理を頑張ったから旅行に行こう〜」も大切にしています♪

よく、お金の使い方で「消費」「浪費」「投資」と言いますが…収入の範囲内でバランス良くというルールを守れば、人それぞれでOKだと思います♪

先取り貯蓄し、使っても良い残ったお金は細かく管理しすぎない!「買わない」と「買えない」では負担感が違います。心のゆとりを持てるように家計管理を工夫しています。

老後資金に特化した貯蓄iDeCo

老後資金に特化した貯蓄iDeCo

我が家では今まで老後資金として年金積立保険を続けていましたが2021年からiDeCoに変えます。iDeCoを選んだ理由は、①賭け金が全額所得控除になるから(節税効果)②運用も出来るから、です。

iDeCoについては過去にコラムでまとめているため、気になる方はぜひご覧くださいね。

iDeCoは年金を最も有利に作る魔法の口座

家計簿アプリ「マネーフォワード ME」

今までExcelや手書きで家計簿をつけてきましたが、銀行やクレジットカードと連携できる家計簿アプリ「マネーフォワード ME」が気になっています。以下のメリットがあるようです。

マネーフォワード MEのメリット
  • 銀行やクレジットカードと連携でき、利用明細が自動で更新される
  • 現金の買い物はレシート撮影で自動で読み取りが出来る
  • 有料版はポイントやマイルの残高・期限を確認することができる

Excelや手帳でオリジナル家計簿を作っていた私もそろそろ家計簿アプリに移行しようか検討しています。マネーフォワードMEを使い始めたらまた紹介しますね。

家庭の支出を把握する習慣を続けて、今を楽しみながら「貯める」と「増やす」を実践していきたいです。


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