金(ゴールド)は、金そのものに価値があります。

どういうこと?って感じですよね。例えば、我が国日本の1万円札の価値は?

1万円ですね。ところが1万円札の製造原価は20円です。20円で作ったものが1万円の価値を持っているのです。

正式には、20円で作られた1万円札に1万円としての信用を日銀と日本政府が与えています。

セミナーでは法定通貨の資産運用を紹介していますが、今日は、ゴールド投資について少し紹介したいと思います。

金は無国籍通貨。世界中どこでも通用する

お金は、国がないと信用を得られませんが、金は国がなくなったとしても価値が失われず、世界中どこでも通用します。金が「無国籍通貨」と言われる所以です。

最初にお話した「金は金そのものに価値がある」とはそういう意味です。

あと16年で金は枯渇する?希少性が高まる金

アクセサリーや電子部品として用いられている金ですが、人類が発掘した金の総量は18万トン。50mプールの3.8杯分です。

現在、金の地中の埋蔵量は5万トン。現在は年間3000トンほど採掘されているため、16年後には枯渇することが予想されています。

金は美しく需要も多いことから、採掘量が少なくなれば希少性が上がり、より価値が高まると思われます。

最近の金の小売価格は1g8300円~8400円。20年前と比べると7倍まで上昇しています。

世界情勢と「有事の金」。金の価値が上がるのはいつ?

「有事の金」という言葉を聞いたことがありますか?

世界情勢が混乱した時に、金の需要が増える現象を指します。

2001年の米国同時多発テロ以降は、金相場は右肩上がりに上昇しています。最近では新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ進行が世界情勢を混乱させていますね。

基本的に、世界の基軸通貨である米ドルが不安定になる(ドル安)になると、信用リスクの低い金に資金が集まり、金の価格が上昇します。

また金は、実物資産(それ自体に価値があるもの)なのでインフレにも強いという特徴があります。

私も大学の時からアルバイトで稼いだお金で毎月購入できる純金積み立てを行っていました。皆さんも資産運用のひとつとしてポートフォリオに金(ゴールド)を組み入れてみてもよいでしょう。


いかがでしょうか?今日はゴールド投資を紹介しました。

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