皆さんこんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。

今日は、iDeCoの新制度を紹介します。

iDeCo新制度★何が変わる?

2022年5月に、iDeCoの新制度が始まります。大きなポイントは2つ。

改正内容
  1. 加入可能年齢の拡大
  2. 受給開始年齢の延長

現在のiDeCo制度から何が変わるのか?注意事項と一緒に解説します。

iDeCo加入年齢が65歳未満へ拡大

iDeCo加入年齢が65歳未満へ拡大(参考:https://www.ideco-koushiki.jp/

2021年現在、iDeCoに加入できる年齢は20歳〜60歳未満です。

2022年5月からは、加入できる年齢が「20歳〜65歳未満」へ変わります。

ただし、注意点があります。iDeCoは国民年金加入者のための制度であるため、第1号被保険者と第3号被保険者が60歳以上もiDeCoを利用するためには、国民年金への任意加入が必要です。

加入できる年齢と注意点
  • 60〜65歳未満も加入できるようになる
  • 第1号被保険者と第3号被保険者は、国民年金の任意加入が必要

国民年金の任意加入制度とは?

国民年金の任意加入制度とは?

国民年金の任意加入制度とは、加入者本人の希望で60歳〜65歳未満の5年間(納付月数480月まで)、国民年金保険料を納めて65歳から受給できる老齢基礎年金の受給額を増やすことができる制度です。(引用:日本年金機構 https://www.nenkin.go.jp/service/pamphlet/seido-shikumi.files/LN06.pdf

日本年金機構によると、任意加入の条件は以下です。

国民年金の任意加入の条件
  1. 日本国内に住所を有する 60 歳以上 65 歳未満の方
  2. 老齢基礎年金の繰上げ支給を受けていない方
  3. 20歳以上60歳未満までの保険料の納付月数が480月(40 年)未満の方
  4. 厚生年金保険に加入していない方
  5. 日本国籍を有しない方で、在留資格が「特定活動(医療滞在)」や「特定活動(観光)」等を目的とするロングステイ)」で滞在する方ではない方

上記のほか
・年金の受給資格期間を満たしていない 65 歳以上 70 歳未満の方も加入できます。
・外国に居住する日本人で、20 歳以上 65 歳未満の方も加入できます。

引用:日本年金機構 https://www.nenkin.go.jp/service/pamphlet/seido-shikumi.files/LN06.pdf

iDeCo受給開始年齢が75歳未満へ延長

iDeCo受給可能年齢が75歳未満へ繰り下げ(参考:https://www.ideco-koushiki.jp/

2021年現在、iDeCoの受給開始年齢は60歳〜70歳未満です。

2022年5月からは、加入できる年齢が「60歳〜75歳未満」へ変わります。

この制度改正の背景には、公的年金の受給開始年齢が75歳まで繰り下げられた事があります。

ただし、注意点もあります。iDeCoは各種手数料も発生します。

受給できる年齢と注意点
  • 受給開始年齢が、60〜75歳未満まで延長
  • iDeCoは各種手数料がかかる

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