こんにちは!ファイナンシャルリテラシー沖縄のスタッフです。政府が資産倍増計画の一環で、NISAの非課税期間を無期限化するニュースが連日流れていますね♪
国をあげて「貯蓄から投資へ」向かうために様ざまな政策を打ち出しています。
そんな中、金融庁が打ち出している「職場つみたてNISA」をご存知でしょうか?
これまでコラムでは、財形制度といった給与天引きの最強の貯蓄制度を紹介してきました。
今日は、企業にも従業員にもメリットがある職場つみたてNISAの仕組みについてお話します。
職場つみたてNISAとは?
金融庁が導入している職場つみたてNISAとは次の通りです。
・職場を通じて、NISAとiDeCoの情報を得る事ができる
・口座振替で積み立てる事ができる。口座振替の場合は、給与天引きじゃなくてもOK
・資産形成について学ぶ機会の提供
・定額積立が内規に抵触しない旨の周知 引用:金融庁
職場つみたてNISAのメリットはいくつかありますが、中でも「給与天引き」は確実にドル・コスト平均法の恩恵を受ける事ができます。
財形制度のコラムでも、給与天引きで確実に貯められる事が最大のメリットだとお伝えしました。
資産運用でも天引きが出来るようになるわけですね〜。画期的ですよね。
職場つみたてNISAの仕組み
職場つみたてNISAの仕組みを解説します。※ 一例です。詳細は各企業へお問い合わせ下さい
従業員 → 職場つみたてNISAを勤め先企業へ申込む。給与天引きも可能。
従業員 →NISA取扱い業者で証券口座とNISA口座を開設する
企業 → 従業員に対し奨励金(補助金)を支給します
企業 → NISA取扱い業者へ給与天引きによる積立金を送金する
・従業員は企業を間に入れず、直接、NISA取扱い業者とやり取りする事も可能
・すでに一般NISA/つみたてNISAを利用する従業員は、課税口座へ「投資信託定時買付制度」を利用する事も可能
・給与天引きの他、預貯金口座や証券口座から積み立てる事も可能
NISAの奨励金を支給する企業は法人税が優遇される
政府は、資産倍増計画を推し進める一環で、NISAの奨励金を従業員へ支給または増額する企業に対し法人税を優遇する政策の導入を発表しています。
この政策が導入された場合は、企業は福利厚生の1つとして、職場つみたてNISAを導入し、NISAの奨励金を従業員へ出すことによって国から恩恵を受ける事が出来ます。
前に、企業型確定拠出年金制度(企業型DC)を退職金の代わりに導入する企業も増えていると紹介しましたが、企業によるNISAの導入も増えていくかもしれませんね。
いかがでしょうか?今日は「職場つみたてNISA」について解説しました♪
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